ウーバーイーツ、出前館、Wolt、Menuなど各種デリバリー配達をしている人は、自分のスマホに色々便利アプリを入れていることが多いと思います。中には有料のアプリもあり、私もいくつか入れていますが、本当に必要なのか振り返ってみたいと思います。
デリバリー配達で必須のアプリは?
フードデリバリーだけでなく、宅配関係で必要になるアプリといえば”地図アプリ”でしょう。
住所を入力して目的地までのルートを表示してくれる地図アプリがないと何もできません。。。
この地図アプリで最も多く使われているのは”GoogleMap”ではないでしょうか。次に”YahooMap”も使用率がなかなか高そうです。
しかもこれらは「無料」です。
実際の使用ではUberEatsや出前館などのアプリから、配達先へのボタンアイコンを押すだけでGoogleMap等に連携してルート表示してくれるので住所入力する必要もありません。(稀に住所記載不備で手入力する場合もあります。)
なので、正直上記のアプリがあれば大概の配達はできてしまうので、有料の地図アプリ・ナビアプリを使う必要もないのですが、デリバリー専業で稼働している人向けにはよく有料のアプリが別途おススメされていることがあります。
その中で私も現在インストールしている下記アプリについて、今日は使用した感想をお話しさせていただきたいと思います。
- GODOOR(ゼンリンの地図アプリ)
- TOURING SUPPORTER(ナビタイムのナビゲーションアプリ)
有料アプリの評価
1.GODOOR(ゼンリンの地図アプリ)
GODOORはゼンリン社が提供している地図アプリです。地図製作をしている会社なので情報の緻密さは断トツです。
特徴としては、1戸建ての表札名も地図上に表示してくれていたり、番地まで正確に地図上に記載されているところにあります。
GoogleMapだと表札はもちろんないし、番地まで記載されていなかったりするので隣の家と勘違いしちゃうことも。。。
UberEatsなどではお届け先のピンずれも多いですし、配達先の最終確認として使用するには最高のアプリです。
GODOOR画像サンプル。戸建ての表札や建物ごとに番地も表示されており分かりやすい。建物と建物の間に壁がある等、人が出入りできない箇所には黒点線で仕切られており、どちらの道路から入ればよいかも分かる。
価格は 月額1,600 円 です。
高くない?
私も正直高いなと思います。。。ワンコインくらいで済むようにしてもらいたいです。。。
ただ、それだけ情報の正確性には定評があります。フードデリバリーには関係ありませんが、宅配ボックスの有無の記載もあり、宅配業者にとってはそれだけの価値があるのでしょう。フードデリバリーだけの使用としてはコスパという意味で個人の判断が分かれるところであります。
使用頻度:中 (10配達で1~2件くらい)
毎回の配達で使うものではなく、あくまで配達先付近に到着して配達先が見つからないときや最終的な確認で使用するものなので使用頻度はそれほど高くないです。とはいえ、配達先でウロウロ時間消費することや、いちいちお客様に電話で確認する手間が省けることも多いので、このアプリを持っていると安心感はあります。
評価:専業ならアリ、副業ならナシ
フードデリバリーを専業、あるいは、メインの収入源として稼働している人なら持っておいて損はないのではないか、というのが私の率直な感想です。
確かに月額1600円は高めですが、前述したように配達先でのムダな時間消費を抑えることもできます。その時間があれば配達件数を加えることもできるという意味で、アプリの費用対効果はあるのではないでしょうか。
逆にいえば、専業ではない、隙間時間にしか配達をしないような人にとっては不要でしょう。1600円に対するリターンは難しいところだと思います。
目安として週に100件程度を配達する人ならアリ。それ以下の人にとっては1600円は微妙なところ…。
2.TOURING SUPPORTER(ナビタイムのナビゲーションアプリ)
TOURING SUPPORTERは、NAVITIME社が提供している地図ナビゲーションアプリです。
こちらの特徴は何と言っても排気量別にルート案内をしてくれることです。二輪車という枠組みだけではなく、50cc、125cc、など細かく設定が可能であり、2輪車でも個別の最適なルート案内をしてくれることにあります。
道路によっては、2輪車通行不可であったり、まれに125cc以下通行禁止の道路もあったりします。
GoogleMapは全般的に自動車ルートになるため、そうしたバイク特有の交通事情を考慮してくれず、直前になって回り道をしなければならないこともあります。
直前で回避できず、通行違反になってしまうケースも・・・。そういうときに限って白バイが待機していたりする(泣)。
また、このアプリは一方通行の区分が非常に分かりやすく、実は私はそれ目当てで利用しています。
GoogleMapでのルート案内は自動車用ということもあり、基本的には大通りでのルートになるため、ショートカットできそうなルートがあるときにはこのアプリで一方通行になってないか確認して近道したりします。
TOURING SUPPORTERの画面サンプル。
少し拡大すると左記画面になり一方通行表示が分かりやすい。曲がりたい交差点の前でショートカットできるかなども使い方によっては確認可能。
※前述のGODOORでも一方通行の確認はできますが、地図を移動させるときの動きが滑らかではないのでこちらのアプリのほうが使いやすいです。
価格は 月額400円 です。
うーん、まぁ妥当かな。。。
デリバリー配達としてのアプリの評価はさておき、価格はまぁそんなもんだろうという感じです。
使用頻度:低 (100配達で2~3件くらい)
正直、配達をしていてそんなにこのアプリを使うシーンはありません。というのも、二輪車通行禁止の道路もそこまで多いわけではなく、あったとしても1度経験すると覚えてしまいます。
なので、やはりデリバリー向けというよりも、知らない道を走るツーリング旅行での使用向けなのでしょう。
当然といえば当然。ツーリング用のアプリだし。
評価:正直、不要 ※あくまでデリバリー用途ではという意味。
使用頻度を考えるとやはり専業でも不要かなと思います。ツーリングもするという人はあってもいいかもしれません。
私も不要だと思いながらも、まだ使い続けているのは400円という絶妙な価格なんですよね。月1回配達を多くすれば元とれるし、という風に考えてしまいなんとなく使い続けています。
たまに使う一方通行の確認は正確な情報で便利だったりするので、それもあって使ってしまっています。GoogleMapはたまに間違えていることもありますし。なので1回試してみて要らないと思ったらすぐに辞めるという形で使ってみるのも良いかもしれません。
結論・まとめ
結論としては、副業でやる分にはどれも必要なし!
専業でやる人はゼンリンはおススメ、ただし費用対効果は個人の価値観による、といったところでしょうか。
読んでいただきありがとうございました。
感想等あればコメント欄からお願いいたします。
コメント